石田衣良ブックトーク『小説家と過ごす日曜日』第26号、今回は書いていても楽しい『ブックトーク』でした。

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日本にもある世代間の闘い。
舞台版『娼年』の本読みで味わった感動。

今回は書いていても楽しい『ブックトーク』でした。

石田衣良

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石田衣良ブックトーク『小説家と過ごす日曜日』
第26号を配信しました。

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今週の目次
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00 PICK UP「おばさんだけど若い子に恋愛で勝てますか？」
01 ショートショート「初めての本読み」
02 イラとマコトのダブルA面エッセイ〈26〉
03 “しくじり美女”たちのためになる夜話
04 IRA’S ワイドショーたっぷりコメンテーター
05 恋と仕事と社会のQ&A
06 IRA’S ブックレビュー
07 編集後記

今回は「衣良とマコトのダブルA面エッセイ」の中から冒頭をちらりとご紹介。

石田衣良とご存知『池袋ウエストゲートパーク』の主人公マコトが、考えたこと、感じたことを、誠実に自己検閲なしで語っています。

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02 イラとマコトのダブルA面エッセイ〈26〉
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◇世代間ウォーズ　　　石田衣良

ＥＵ離脱を決定したイギリスの国民投票から、約３週間。

日本でも参議院の選挙がおこなわれた。こちらのトピックは選挙年齢が18歳まで引き下げられたこと。思いだしてみれば、イギリスの国民投票は若者たちが圧倒的なＥＵ残留派。対して60代以降の熟年層が同じく圧倒的な離脱派と、はっきり二手に分かれた。

世代間ウォーズの様相を決定的にあらわにしていたのだ。それぞれ２対１の得票差だったという。

ＥＵの単一市場と域内で自由に働けるメリットを享受する若者と、メリットはなにもないのに自分の住む街に移民が増えていくのを苦々しく思う老人たち。

対立点は当初から明らかだった。結果はご存知のとおり、未来の限られた老人たちが僅差で勝利を収め、ＥＵとともに成長するという若者の未来を閉ざしたのである。世代間の戦いでイギリスでは老人が勝利を収めた。

それでは日本では、どうだったのか。

憲法改正という大テーマは自民党の戦略により争点からはずされた。日本には世代間を二分するような争点や格差はなかったのだろうか。ぼくはあると思っていたけれど、誰もさして問題視していないようだった・・・（続きはブックトーク第26号で……）

◆選挙なんてしらないね　　　真島マコト

民主主義に関するおれがしっている一番冴えた定義は、イギリスのチャーチル卿のものだ。

「民主主義は最悪の政治体制といえる、これまで試みられたすべての体制をのぞけば」

さすがに首相にして、ノーベル文学賞受賞の哲人だ。

最悪のなかの最良が民主主義だと、皮肉にひと言で表現してる。

おれは選挙って、ひどい田舎芝居だと思うよ・・・（続きはブックトーク第26号で……）

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毎回、驚きの質問が飛び交う「恋と仕事と社会のQ&A」コーナー。

今回の質問を駆け足でご紹介します。（抜粋でごめんなさい！）

▼PickUp▼30代のOLです。会社に、気にいっている6つ年下の男子がいます。わたしがメンターとして教えているだけに、人一倍かわいく大切に思っていました。ところが、この間入社したばかりの女子社員が、彼にあからさまにアピールしてきます。若く……
▼Q.1▼20歳、男子大学生です。買い物や食事のときなど、お金を使うときにいつも節約のことばかり考えてしまい、値段の安いものを選んでしまいます。大学生だから勉強や将来への投資とか、お金をかけた方がいいこともあるんじゃないかと思ったりもします……
▼Q.2▼20代男性です。現在、福祉の仕事をしています。学生時代に３～４年くらい不登校歴があって、ずっと衣良さんの本を読んでいました。長い間引きこもっていたことから、どうしても対人への恐怖感がぬぐえません。どんな仕事でも、まわりと協調しなが……
▼Q.3▼地下アイドルの刺傷事件について。SNSで著名人との距離が近くなって、会いやすくなった。その弊害としてアイドルに直接の被害が及んだと思うんですけど。距離が近くなることによって、メリット・デメリットがありますよね。石田さんはどう思って……
▼Q.4▼31歳、OL、管理職です。わたしは昔から、頼まれたことをきちんとこなす性格なので、周囲から信頼され、上司からも高い評価をいただいてきました。しかし、そのせいで嫉妬の対象になるのが嫌でたまりません。周囲から嫉妬されない方法はあります……
▼Q.6▼10代、学生です。突然ですが、衣良さんは生まれ変わったら何になりたいですか。たまに「生まれ変わっても自分になりたい」っていう人がいますが、ぼくは現状に満足していないので、そんなことは到底思えません。ぼくは生まれ変わったら戦国時代の……
▼Q.7▼入社二年目のＯＬです。恥ずかしい話なのですが先輩が怖くて、仕事で注意されると泣いてしまいます。泣くと廊下に連れていかれて、「やめなさい！　私がいじめているみたいでしょう！」とひっぱたかれそうになります。毎日彼女におびえる毎日から脱……
▼Q.8▼大学生の娘がいます。就活にことごとく失敗しています。書類や試験は毎回通るのですが、あがり症で、面接でいつもすごい緊張をして思っていることを話せないようです。落ちたことがさらに彼女の緊張を高めているようです。場数を踏めば段々慣れるよ……
▼Q.9▼衣良さんのお金に対する考え方を教えて下さい。一、お金の管理や貯金、運用などどのように考えていますか。きっちりされていますか？　例えばご夫婦で役割分担ありますか？　そして二つ目。心理面でお金とどう向き合っているのでしょうか。お金がな……

さてさて、石田衣良の回答は？

続きはブックトーク本編でお楽しみ下さい。

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