石田衣良ブックトーク「小説家と過ごす日曜日」に掲載された、過去の記事よりQ&Aをご紹介!石田衣良の回答もご覧頂けます。

▼Q▼
システムエンジニアをしている管理職の社員です。仕事の忙しさに加え、取引先のプレッシャーが強いため、部下や下請け会社の人が次々とうつ病になってしまいます。突然メンバーが倒れたり、休業届を出したりするため、欠員のフォローでますます忙しくなるという悪循環に陥っています。「あまりかまっていられない」というのが本音ですが、上司として、どのようにうつ病の人をフォローすれば良いのでしょうか?

【A】

いや、これはもう上司としてやるべきなのは職場の環境改善ですよね。あなたはそれをやらないで、口先だけフォローして「だいじょうぶ? 午前中休んでいいからね」といいつつ、出社したら「今日は徹夜だ」というタイプになっていませんか。口先だけいい人のふりしないで、会社のトップとかけあわないとだめなんじゃない? だってこの会社って周囲に毒素をまき散らしているよね。会社はみんなで集まって、経済的な利益を生んで、幸福な従業員の生活をつくるということが目的じゃないですか。でもこの会社は個々の人を壊しながら自分だけ生き残ろうとしている。いってみればこういう会社って社会のガンだもんね。改善できないのであれば正直いって辞めるしかない。うつ病って癖になって治りにくいので、今の時代がいかに厳しいといっても、こういう会社でうつ病になるまで働く必要はないと思います。この会社の若い人には見限って辞めるようにいいたいですし、上司として何をするかといったら労働環境の改善もがんばらないとだめだよっていう話ですね。本当に、こんな会社つぶれちゃえばいいのにね。

石田衣良ブックトーク『小説家と過ごす日曜日』では、読者からの人生相談を募集中。

恋愛、就活、不倫、セックス、同性愛、お金、介護・・・さまさまなジャンルに石田衣良が鋭い切れ味でお答えしています。メルマガでは、1号につき10以上の質問に回答中。

そして、石田衣良ファンにも嬉しい、毎号のショートショート書き下ろし。

「メルマガ」と題してはいますが、実は文章量が原稿用紙100枚にのぼる、重量感のあるエンターテイメント・メディアなのです。

1号あたり400円(+税)で、石田衣良の人生コンサルティングが受けられて、さらに毎号新作が読めてしまう・・。

乾いた日常に、極上の愉しみをお届けします。

初月無料ですので、ぜひ一度、全編を味わってみて下さい。

【メールマガジン】石田衣良ブックトーク『小説家と過ごす日曜日』は、毎月第2・第4金曜日に配信中!

新コーナーに動画配信と、ますますパワーアップしております。

メルマガのご登録初月は無料。当月配信分、全てお試しいただけますので、ぜひお気軽にお楽しみ下さい。

詳細はこちら→https://ishidaira.com/booktalk/

────────────────────────

◆バックナンバー販売のお知らせ◆

過去に配信したメルマガバックナンバーは、以下よりご購入頂けます。

・キクタスストア http://kiqtasstore.com/ishidaira/
「バックナンバーを購入する」から
・夜間飛行    http://yakan-hiko.com/ishidaira.html
・まぐまぐ    http://www.mag2.com/archives/0001660015/

────────────────────────

Pocket
LINEで送る