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『娼年』自作朗読の裏話と
トランプが生んだ5つの分断について。
世界は変わりますが
『ブックトーク』は変わりません。
石田衣良
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石田衣良ブックトーク 『小説家と過ごす日曜日』
第34号を配信しました。
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今週の目次
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01 ショートショート「初めての朗読」
02 イラとマコトのダブルA面エッセイ〈34〉
03 “しくじり美女”たちのためになる夜話
04 IRA’S ワイドショーたっぷりコメンテーター
05 恋と仕事と社会のQ&A
06 IRA’S ブックレビュー
07 編集後記
石田衣良とご存知『池袋ウエストゲートパーク』の主人公マコトが、 考えたこと、感じたことを、誠実に自己検閲なしで語っています。
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02 イラとマコトのダブルA面エッセイ〈34〉
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◇グレート・ディバイド 石田衣良
グレート・ディバイドといって、すぐに「あれね」とわかる人はかなりアメリカ文学やカントリー音楽に詳しい人かもしれない。日本語にすると大分水嶺と険しくなるけれど、そこを基準に水が西に流れ太平洋に注ぐか、東に流れ大西洋に注ぐかを分ける境界のことだ。
2016年の大統領選挙には、ぼくもほんとうに驚いた。まあ、世界中の誰もが、おそらく米国人だって、みな驚いたのだろう。それほど鮮やかなトランプの逆転勝利だった。
けれど、この選挙によって深刻で根深いグレート・ディバイドがいくつもアメリカの社会に生まれてしまった。ぼくが目にした限り、どの新聞・雑誌・テレビでもアメリカの分断について、5つすべてをきちんと指摘した記事がないので、ここで書いておこう・・・(続きはブックトーク第34号で……)
◆高卒ブルーカラー? 真島マコト
トランプの支持者は、高卒で身体をつかって働くブルーカラーだそうだ。
日本で考えてみると、まんまおれのことだよな。
工業高校卒で、実家の果物屋で店員として働き、ときどき池袋の街でトラブルシューティングなんかをやっている。
日本は「美しい日本」で、アメリカは「偉大なアメリカ」か。
どっちも勝手にやっといてくれって話だな・・・(続きはブックトーク第34号で……)
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毎回、驚きの質問が飛び交う「恋と仕事と社会のQ&A」コーナー。
今回の質問を駆け足でご紹介します。(抜粋でごめんなさい!)
- ▼PickUp▼19歳・女子大生です。子どもの頃からファッションがずっと好きで、将来はショップで働いてみたいと思っていました。今年、大学生になって念願のアパレルショップでバイトを始めたんですが、いざファッションに携わる仕事をしてみたらさほど……
- ▼Q.1▼衣良さん、こんにちは。保育園に子どもを預けて働いている40代女性です。最近、管理職への昇進試験を受けるようにと上司に言われました。子育て優先のため長時間労働は一切してきませんでしたが、仕事は工夫して頑張ってきたので、評価されて嬉し……
- ▼Q.2▼41歳女性です。私には病気で子どもがいません。子どもがいないと、周囲から「親不孝」「役立たず」「不幸」「張り合いが無い」などと言われ続けます(笑) 若い時はただ悲しかったですが、ふと、そこまで思う気持ちを理解してみたくなりました。……
- ▼Q.3▼27歳女性です。衣良さんの小説に出てくるバカラのグラスやおしゃれなインテリアのある暮らしに憧れています。うちは未就学児が2人いるのでおしゃれな部屋は諦めていましたが、よく考えたら衣良さんも3人のお子さんがいらっしゃるんですよね。小……
- ▼Q.4▼私は家族が亡くなって、すごく深い悲しみを抱えたという出来事があります。衣良さん自身、トラウマについてどう考えていますか。あと、家族とか身近な人の死に接したときに、それを乗り越える信念とか信条があったら参考に聞かせてもらいたいです。……
- ▼Q.5▼各メディアで衣良さんと著名人の方たちとの対談を見ていると、衣良さんは話すだけでなく、聞くのも非常にうまいと感じます。もし衣良さんが古今東西誰でもインタビューができるとしたら、誰の話を聞いてみたいですか。
- ▼Q.6▼女友達が常に鼻毛がでています。結構がっつり出ています。それがどうしても言い出せなくて、いつも言えずじまいです。可愛いのに彼氏がいません。それが原因なのかもと思って、ますます言わなくてはと思うのですが、キャラ的に軽く言えなくて、悩ん……
- ▼Q.7▼佐藤江梨子さん、唯川恵さんとのコラボレーション小説の『TROIS(トロワ)』はどうやって書かれたんですか?
さてさて、石田衣良の回答は?
続きはブックトーク本編でお楽しみ下さい。
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