booktalk-2

────────────────────────

文系廃止をするなら、どうぞご自由に。
短篇は年下社員を落とす先輩女子の物語。
『ブックトーク』なかなかおもしろいので、
友達にもすすめてね。

石田衣良

────────────────────────

石田衣良ブックトーク 『小説家と過ごす日曜日』
第20号を配信しました。

────────────
今週の目次
────────────

00 PICK UP「あげまんになれますか?」
01 ショートショート「指導社員はお嫌い?」
02 イラとマコトのダブルA面エッセイ〈20〉
03 “しくじり美女”たちのためになる夜話
04 IRA’S ワイドショーたっぷりコメンテーター
05 恋と仕事と社会のQ&A
06 IRA’S ブックレビュー
07 編集後記

今回は「衣良とマコトのダブルA面エッセイ」の中から冒頭をちらりとご紹介。

石田衣良とご存知『池袋ウエストゲートパーク』の主人公マコトが、 考えたこと、感じたことを、誠実に自己検閲なしで語っています。

──────────────────────
02 イラとマコトのダブルA面エッセイ〈20〉
──────────────────────

◇文系廃止論に賛成?   石田衣良

去年の秋、盛り上がった文部科学省発信の文系学部の廃止論はその後どうなったのだろう。

これからは大学の文系予算を削って、理系教育に力をいれる。はっきりいえば日本経済が輸出で稼げるのは、理系の産物である自動車・電気製品・精密機器などなど。文系なんて貿易黒字を生まないのだから、もっと予算を削っていいのだ。文系予算縮小にはそんな思惑が透けて見えた。それがおおげさな「文系廃止論」となってニュースになってしまったのは、文科省の誤算だったのだろう。その後必死になって、打ち消したけれど。

確かに年々科学とテクノロジーは劇的に進歩して、ぼくたちの生活を根本から変えるインパクトも増大している。インターネット、スマートフォン、電気自動車、GPS、監視カメラ、無人攻撃機・・・続きはブックトーク第20号で……)

 

◆気がつけば文系   真島マコト

工業高校を卒業するまでのおれははっきりいって、文系でも理系でもなかった。

非勉強系で非学校系だったのだ。

おれを変えたのは自分で文章を書くこと。

連載のコラムをもち、アイディアやメモを毎日書き止めるようになってからだ。

自分で文章を書くようになると、文字を並べていくことがどれほどたいへんな労働なのか気がついたって訳。

ほんとに頭も身体もへろへろに疲れ切るからな。

そこで本になっている昔の人たちのことを尊敬するようになった。

紙に文字を印刷して束ねた本というものを畏怖をもって見るようにもなった・・・続きはブックトーク第20号で……)

────────────────────────

毎回、驚きの質問が飛び交う「恋と仕事と社会のQ&A」コーナー。

今回の質問を駆け足でご紹介します。(抜粋でごめんなさい!)

  • ▼PickUp▼私の彼は私と付き合ってからいいことがない気がします。仕事でも人間関係がうまくいかなくて辞めてしまったし、転職先の会社もパッとしません。それにネガティブになったと思います。彼のことは大事にしているつもりだけど、私はさげまんな気……
  • ▼Q.1▼22歳、大学生男子です。ぼくは、周りの人に比べて格段に自分がついてないと感じます。街を歩けばガムを踏んでしまったり、自動ドアに挟まったり。友人と同じように行動していても、ぼくだけコンビニでお箸を入れ忘れられていたり、ぼくの並ぶレジ……
  • ▼Q.2▼40代女性です。以前、時代小説SFものが読めないと相談した者です。私の拙い相談に乗ってくださりありがとうございました。リンクまで貼ってくださり、ご丁寧にありがたかったです。少しずつですが『用心棒日月抄』を読んでいます。時代小説と聞……
  • ▼Q.3▼20歳の大学生2年生です。私は中高女子校で育ち、通っている大学も女子大で女の子ばかりに囲まれて育ち、当然遊ぶのも女の子ばかりです。今付き合って1年近くになる彼氏がいますが、彼がよく遊ぶのは女の子の友達です。私は好きでもない男の人と……
  • ▼Q.4▼25歳のキャバ嬢です。相手の一目惚れで付き合った彼氏がいます。最初はまったく好きでもなくて、デートも億劫なほどでしたが、彼は異常なくらい私に尽くして、毎月費用を出して旅行に連れて行ってくれました。職場にも送り迎えだけのためにきてく……
  • ▼Q.5▼このメルマガで「セクシー先輩」と呼ばれている衣良さんにこんなことを聞いてもいいのか悩みながら相談です。下ネタが苦手です。飲み会などで、自分にふられない事をいつも願っています。性行為の話が本当に無理です。とはいえ、せっかく盛り上がっ……
  • ▼Q.6▼うちの会社は女性が8割を占めています。職場の女性陣はほとんど毎日誰かの悪口を言っています。本人の前では普通にしていて、いなくなったら言います。その変わりようにいつも驚きます。そんな人たちはどこにでもいると思いますが、いつ自分が攻撃……
  • ▼Q.7▼私は小学校のころに好きだった子が自分の中でずっと残っていて何かと思い出してしまいます。みんなにもてるタイプの男の子ではなくて泣き虫で幼い感じの子でした。6年生になったときに両思いなんじゃないかってうわさを立てられて、それから恥ずか……
  • ▼Q.8▼付き合っている彼に別れを切り出されました。私は大好きなので、別れたくありません。こういうとき、女性なら意志が固いのでねばっても望みは薄いと思いますが、男性はこちらが粘り強く頑張れば踏みとどまってくれるのでしょうか。どうしたら戻って……
  • ▼Q.9▼うちの主人は酒癖が悪いです。私に暴力はふるわないのですが、誰かとケンカして帰ってくるし、財布はなくし、酒にのまれている感じです。この先、何かしら大きな事故になるんじゃないかと不安です。本人は全く覚えておらず翌日はケロッとしています……
  • ▼Q.10▼私は毎日の生活にゆとりがありません。子育てと仕事と家事とで、一日があっという間です。自分の趣味の時間がもてず、よくないなと思っています。一人で考えたり、本を読んだりする時間が欲しいです。衣良さんは毎日忙しくされていると思いますが……
  • ▼Q.11▼35代女性です。私は父母妹の4人家族で育ちました。母は仕事を昔からしていてキャリアがあり、私の就職先や世間体をとても気にします。母の影響もあり薬剤師の試験に合格し、母のすすめた大手企業の就職先に合格し勤めていたものの、自分のやり……

さてさて、石田衣良の回答は?

続きはブックトーク本編でお楽しみ下さい。

────────────────────────

石田衣良ブックトーク『小説家と過ごす日曜日』では、読者からの人生相談を募集中。

恋愛、就活、不倫、セックス、同性愛、お金、介護・・・さまさまなジャンルに石田衣良が鋭い切れ味でお答えしています。メルマガでは、1号につき10以上の質問に回答中。

そして、石田衣良ファンにも嬉しい、毎号のショートショート書き下ろし。

「メルマガ」と題してはいますが、実は文章量が原稿用紙100枚にのぼる、重量感のあるエンターテイメント・メディアなのです。

1号あたり400円(+税)で、石田衣良の人生コンサルティングが受けられて、さらに毎号新作が読めてしまう・・。

乾いた日常に、極上の愉しみをお届けします。

初月無料ですので、ぜひ一度、全編を味わってみて下さい。

【メールマガジン】石田衣良ブックトーク『小説家と過ごす日曜日』は、毎月第2・第4金曜日に配信中!

新コーナーに動画配信と、ますますパワーアップしております。

メルマガのご登録初月は無料。当月配信分、全てお試しいただけますので、ぜひお気軽にお楽しみ下さい。

詳細はこちら→https://ishidaira.com/booktalk/

────────────────────────

◆バックナンバー販売のお知らせ◆

過去に配信したメルマガバックナンバーは、以下よりご購入頂けます。

・キクタスストア http://kiqtasstore.com/ishidaira/
「バックナンバーを購入する」から
・夜間飛行    http://yakan-hiko.com/ishidaira.html
・まぐまぐ    http://www.mag2.com/archives/0001660015/

────────────────────────

Pocket
LINEで送る