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芸能人の不倫はそこまで「犯罪」?
ぼく自身で考えたツイッターの「掟」とは……
身軽になって、春を待つブックトークです。
石田衣良
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石田衣良ブックトーク 『小説家と過ごす日曜日』
第16号を配信しました。
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今週の目次
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00 PICK UP「心を開いてくれない子ども」
01 ショートショート「送別会の夜」
02 イラとマコトのダブルA面エッセイ〈16〉
03 “しくじり美女”たちのためになる夜話
04 IRA’S ワイドショーたっぷりコメンテーター
05 恋と仕事と社会のQ&A
06 IRA’S ブックレビュー
07 編集後記
今回は「衣良とマコトのダブルA面エッセイ」の中から冒頭をちらりとご紹介。
石田衣良とご存知『池袋ウエストゲートパーク』の主人公マコトが、 考えたこと、感じたことを、誠実に自己検閲なしで語っています。
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02 イラとマコトのダブルA面エッセイ〈16〉
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◇ツイート狂詩曲 石田衣良
SNSが大嫌いだった。
自分のプライベートなんか不特定多数の人と共有して楽しいのかな。
いいたいことなら、作家の場合エッセイや小説で好きなように書ける。しかもちゃんと原稿料も支払われるのだ。SNSなんてやってられないよ。そんなふうに思っていた。
ところが去年の春にツイッターを始めて、自分でも意外なほどはまってしまった。
140字という短文のなかに、あるアイディアや視点をぎゅっと凝縮して、思いついた瞬間に書きとめる。それをほぼ同時に、世のなかに広く問えるのだ。これは実際にやってみると、実におもしろいものだった。そのときのトピックに反対したり、ひとひねりして肯定したり、自分の考えが揺れたりするのがまた興味深い。
10カ月ほどかなり濃密にやってみた感想は「ツイッターって素晴らしい発明だ」というものだ。いや、一周どころか何周も遅れたリアクションですみません・・・(続きはブックトーク第16号で……)
◆無問題(ムーマンタイ)! 真島マコト
おれはぜんぜんSNSなんてやってない。
それでぜんぜん問題ないし、これからもネットではおれの存在感はゼロのままだろう。
まあ、好きなことはへたくそなコラムで書けるし、この時代変に悪目立ちすると、あとあと面倒だしな。
けれど、そんなことをいえるのもおれが果物屋の店番兼零細コラムニストというおかしな商売をしているせいかもしれない。
就職試験なんかじゃ、SNSを手広くやり過ぎているのもダメだし、おれみたいにネットではゼロなんてのも同じようにバツがつくらしい。
なにごともほどほどにというのが、なんかニッポンらしいよな。
それでもたくさんの人間がSNSにはまるのはわかるんだ。
おれたちは自分の意見をどこかで発表したいし、多くの人間と同じ意見であることを確認したいし、同じ意見をもつ同志を増やしていきたい。
どうも人間には文化的遺伝子を共有する仲間を無条件で増やしたいという欲望があるみたいだ・・・(続きはブックトーク第16号で……)
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毎回、驚きの質問が飛び交う「恋と仕事と社会のQ&A」コーナー。
今回の質問を駆け足でご紹介します。(抜粋でごめんなさい!)
- ▼PickUp▼うちの子どもは、外であったことを私に話してくれません。小さい頃からそういう傾向があり、周りのお友達やママ友から「こんなことあったよ」という情報を聞いて初めて知る事が多いです。女の子は比較的、家で何でも話してくれる子が多いです……
- ▼Q.1▼22歳、女子大生です。5年近く付き合った彼氏と別れて、1年半たつのに毎日考えてしまいます。復縁したいわけではないですが、次の恋に行く気持ちにもなれません。できれば早く忘れたいのですが、ことあるごとに思い出してしまいます。どうしたら……
- ▼Q.2▼毎回、たっぷりの分量と内容のメルマガ、ありがとうございます。タイトルは、『小説家と過ごす日曜日』ですが、いつも週末までは待ちきれず、私にとっては『石田衣良さんと過ごす金曜日』となっています。以前から、石田さんの小説・エッセイ・日記……
- ▼Q.3▼30代美容師です。最近、一回りくらい下のお客さんからデートに誘われました。相手がきれいな若い子だったということ、恋愛めいたことは7年ぶりだったこともあり、楽しい時間を過ごしました。彼女から「食事に行きたい」と言われ、次の約束もして……
- ▼Q.4▼既婚ですが欲求不満です。30代の既婚女性で、子どもが2人います。性欲が強くて困っています。仕事中もいやらしい妄想ばかりしてしまい、好みのタイプの男性を誘ってしまいそうになるのを何とか抑えています。夫とは週1でしていますが、淡白な方……
- ▼Q.5▼私の上司は「不倫をしている」といつも公言していましたが、とうとう離婚し、不倫相手と再婚しました。そんな上司が最近私にものすごくアプローチをかけてくるようになり「今度、飲みに行こう」とか「○○ちゃん、すごくかわいい。付き合いたい」と……
- ▼Q.6▼コンビニで働いているのですが、新しく採用されたバイトの新人が使えません。もう雇用から3カ月経つのですが、商品の配置場所を覚えていない、温まっていない肉まんを客に渡す、そもそも接客ができないという有様です。オーナーは「しっかり教育し……
- ▼Q.7▼最近、やけにパンツの減りが早いなと思っていたら、妻が時々私のパンツを捨てていました。別にゴムが伸びているというわけでもないのに何で捨てるのか聞いてみたら「パンツに精液がついているから気持ち悪い。洗ってほかの洗濯ものにつくのも嫌だし……
- ▼Q.8▼3歳の子どもがいる34歳女性です。旦那とは不仲で家庭内別居しています。基本的に会話はしたくないのですが、セックスがしたい時はお互いメールで要求します。応じるときと応じないときがあるのですが、最近は子どもが欲しいので応じるようにして……
- ▼Q.9▼友達は、休日は釣りとかサイクリングとかに行っていますが、私は家で布団にくるまって寝ているのが一番幸せです。でも趣味は睡眠っていうとなんか怠惰に感じられます。趣味が睡眠ってだめでしょうか?
- ▼Q.10▼私が優先席に座っている時、お年寄りや妊娠中の方であれば、すぐに席を譲るようにしています。ただ初老の女性の場合「まだそんな年じゃないわよ!」とムッとされることがあります。それに、ちょっとお腹がポッコリした感じの女性は、肥満なのか妊……
- ▼Q.11▼スーパーでバイトをしています。同じ職場にくさいおじさんがいます。その人が通るだけで、悪臭で吐き気がするほどです。周りの人も気づいているけど誰も何も言いません。でもぼくはどうしても我慢できなくなって、「○○さんちょっとくさいですよ……
さてさて、石田衣良の回答は?
続きはブックトーク第16号で・・・。
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