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寝屋川事件にみる被害者報道は正しかったのか、
浮気でおかずがなくなった夫の対処法は……
硬いの柔らかいの、織り混ぜて盛り上がってます。
石田衣良
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石田衣良ブックトーク 『小説家と過ごす日曜日』
第5号を配信しました。
https://ishidaira.com/booktalk/
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今週の目次
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00 PICK UP「不倫がばれてから食生活がひどいです」
01 ショートショート「金曜夜、彼女のジョブ」
02 イラとマコトのダブルA面エッセイ〈5〉
03 “しくじり美女”たちのためになる夜話
04 IRA’S ワイドショーたっぷりコメンテーター
05 恋と仕事と社会のQ&A
06 IRA’S ブックレビュー
07 編集後記
今回は「“しくじり美女”たちのためになる夜話」の冒頭をチラリとご紹介!
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03 “しくじり美女”たちのためになる夜話
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誰しも恋愛に失敗は付き物。
しかし、失敗から学ぶことは多く、人は“しくじった”数だけ成長するとも言えるでしょう。
このコーナーでは毎回、一般女性をゲストにお招きし、すでに幸せをつかんでいる人にはその過程で得た教訓を、どうしても幸せをつかめずにいる人にはその原因を、鼎談形式でひもといていきます。きっとそこは、男女を問わず糧とするべきヒントで満たされているはず――。
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第3回:22歳バージン・キャバクラ嬢の未成熟な恋愛観
《今回のゲスト》
アユミさん(仮名)。22歳。
キャバクラで働く現役女子大生。
黒髪ストレートのロリ巨乳タイプ!
[聞き手]石田衣良/友清哲(ライター)
▼昼間は大学生、夜はキャバクラ嬢
友清:先日、池袋のキャバクラに行きましてね。
衣良:どうしたの、珍しい始まり方だけど。
友清:ええ。普段はキャバクラなんてあまり行かないんですけどね。その日はたまたま深夜に野郎ばかり残ってしまったところに、タイミングよくキャッチのお兄さんに声をかけられまして。
衣良:うんうん。
友清:今回のゲストは、そのキャバクラで一本釣りしてきたアユミさん(仮名)でございます。
アユミ:はじめまして、よろしくお願いします。
衣良:ああ、そういうことか(笑)。よろしくね。
友清:アユミさんは現在22歳で、大学4年生。すでに来春の就職先も決まっているそうです。
衣良:すると、キャバクラはアルバイトなんだね。学業との両立はなかなか大変だと思うけど、週に何日くらい働いてるの?
アユミ:キャバクラは週に一度だけです。ただ、そのほかに新宿のガールズバーでも週に2日ほど働いています。
友清:ちなみに、今夜もこの収録のあと、ガールズバーに出勤だそうですよ。むしろそっちで収録すればよかったですね(笑)。
衣良:夜の仕事って、体力的にもけっこうしんどいでしょう? なぜ夜の仕事を始めようと思ったのか、きっかけから聞いてもいいかな。
アユミ:親との約束で、学費を自分で払わなくてはいけなくて。就活を終えたあと、短期間に効率的に稼げるバイトを探していたら、やはりこういう仕事が手っ取り早いんですよ。
友清:学費を稼ぐために……、というのはキャバ嬢の常套句ですからね。僕は鵜呑みにしませんよ!
アユミ:いや、ほんとなんですよ(笑)。就活前はウエイトレスみたいな普通のバイトもたくさんこなしていたんですけど、どうしても拘束時間が長くなるので体を壊してしまって。
▼22歳キャバ嬢のバージンが判明!
衣良:ところでアユミさんは今、彼氏はいるの? これまでの恋愛遍歴について聞きたいな。
アユミ:いえ、いません。私、初めて彼氏ができたのは高校3年の時なので、けっこう遅めなんですよ。
衣良:へえ、それはちょっと意外だね。
アユミ:高校が全寮制だったので、男女交際には厳しかったんです。こちらとしても、先生の目をかいくぐって恋愛をするのは、なんだか面倒臭く感じていましたし。
友清:十代の女性が、そんな理由で恋愛をガマンできるものでしょうか……。ちなみに、その初めての彼は同じ学校の人?
アユミ:いえ、他校の人でした。大学のオープンキャンパスで知り合ったんです。食堂で相席になり、ちょっと格好良かったのでこちらから話しかけたんです(笑)。
衣良:学食で出会った人とそういう関係になるなんて、いかにも青春だよね。いいねえ。
アユミ:ただ、お互いの住まいが離れていたので、だんだんデートのたびにかかる交通費がもったいなく感じるようになってしまい、数カ月でお別れしたんです。
衣良:結果的には彼氏がどうというよりも、恋に恋していた感じだったのかもしれないね。体の関係はあったの?
アユミ:いえ、ありませんでした。
衣良:じゃあ、本格的な恋愛は大学生になってから?
アユミ:一応、そうですね。次にできた彼氏は同じ大学の人でした。
友清:一応ってのはどういう意味だろう。その2人目の彼とは、交際期間どのくらい?
アユミ:2年くらいですね。でも、その彼とも結局、セックスはできなかったんです。
衣良:え、それはどうして?
アユミ:どちらの彼ともチャレンジはしたんですけど、痛くてどうしても入らなくて……。
友清:すると、もしかするとアユミさんは処女ってこと?
アユミ:はい。
衣良&友清:(激しくどよめく)
・・・
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このあと、ライター友清(ともきよ)氏の恋愛発達障害論に展開、そして「お店でついたお客さんの中で、恋愛対象として見ることができる男性ってどのくらいいるものなの?」という、世の男性には激しく気になる質問へ・・。
続きは9月11日発行のブックトーク第5号で……
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